取引先が倒産した
取引先が倒産した
先々週、オレがある取引先でかなり良い売上実績を作って、社内でもかなり評判になり褒められ、「こいつは将来会社を背負いますよ」なんて言われたんだけど、
今日、その取引先の部長からラインがきた。
「倒産しました」
正直気持ちの整理が出来ずにいる。
計画的だったのか、だれがどこまで知っていたのか。売掛金をどうしたらいいのか。うちで預かっている消費者の持ち物をどうしたらいいのか。考えるべきことが多すぎる。
まとまらない頭で整理してみると、
恐らく当初から非常に危うい状況だったのかと思う。
だから取引先は現金をかき集めに走ってた。
だけど、それが足りなくて敢えなく倒産という流れ。かなりアクシデンタルだったんじゃないかと思う。危うい状況でも、先方は社長も含め、本当に潰れるとは思ってなかったんじゃないか。何とかなると思ってた気がする。
そして
従業員は多分何も知らされてなかったんじゃないかな。
また、倒産したけど先方社長が語ってた希望ある新事業はどこかでまた新しく始めるのかな、なんて思ったり。それはないか。
社長の実家も行ったけどもぬけの殻。
年老いた社長のお母さんはどこに行ったんだろう。
倒産の原因としては、
ワガママ好き放題4代目社長が、チョンボした可能性が高い。
あまりに唐突であっけない幕切れに衝撃を受けている。
会社というものは、いとも簡単にあっけなく吹き飛び、なくなってしまう。
人と同じだ。
重い
儚さ、脆さ、生き続けることの大変さ。
会社は人そのものだ。
先方の家族がいる50代部長、その他40-50代の従業員とその家族、その生活。
どうなってしまうのか
社長はあまりに無責任。
甘やかされて育って好き放題して、それがまかり通っていた社長。そんなんじゃ続かない。そこに気付くべきだった。
いや、オレはそもそも知らなかった。
そんな態度のそんな社長は無責任に簡単に会社を吹き飛ばすなんてことを。
多分、社長も知らなかったのではないか。
本当に従業員とその家族、その生活を背負っていたのか。
よく寝坊する?
アポをすっぽかす?
事務所裏でツムツムだあ?
アホかぁ!
今回の件で本当の意味での責任を少し知ることが出来たように思う。
しっかし、明日は今後に向けての商談やら色々しようと思ってたのに、視覚からロケットランチャー打ち込まれたような衝撃だ。