仕事で重要なのはベストコンディション維持か常に100%ダッシュか?

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仕事に局地的短距離走は必要か?

働き方改革で18時過ぎに会社を出るようになって起こった変化

・明らかに心身のコンディションが良く集中力が高い

・お客様相手に楽しく、そして気の利いた会話が持続的に可能

・業務が終わるまで走り切れる

・業務が終わってからも趣味や人と話すことに力を注げる余力がある

 

逆に言うたら会社出るのが21時を超えるような働き方では、

それらが無かったわけで、かといって20時30分に会社出ればセーフかってのもまた微妙。

 

何時までならオレ的にセーフかはまた見極めが必要。

たぶん20時でもアウト。19:30分で微妙なライン。

20時過ぎに家帰って、飯食って風呂入って21時。

3時間自由な時間があって、それを充実した使い方ができるのか?

充実した時間のためには体力的にも気力的にも余力が必要。

 

1、2時間でもサビ残疲労度はバカにできん。

そもそも、定時が9時から18時までで9時間。

昼飯休憩も運転しながら、おにぎりをかじるくらいなので碌に無いようなもので、

ぶっ続けで9時間働く。普通に考えたら疲れてそれ以上はできんはず。

9時間ぶっ続けで何かやるって仕事以外ではありえない。

何事もないはずはなく・・。そりゃ疲れるわ。

(まあ外にいる場合、100-200kmくらいは車移動なので、

それが業務かと言われるとうーん・・)

それまでのオレはサビ残上等バーサーカーだった

客先一件でも多く回ってきて、

もう会社閉めるし出ろ!って怒られても居残って何か仕事して・・

それが自分の糧になってると思っていたんだけど、

この度の働き方改革長時間労働をやめてみて思ったのは以下の2つ。

 

・定時退社を続けてると体調が良くて、力をフルに発揮できる。

逆に長時間労働では頭の働きも作業効率も悪くなっていた。

 

・1件でも多く回ることに、価値(売上UPやスキルUP)はほとんどなかった。

それよりもフレッシュな状態で重要顧客に行くほうが力がついてる感。

 

それに加え・・売上的な意味では、営業が何をしようがしまいがほとんど変わらないのでは?という恐ろしい疑問がオレの中で生まれている。

 

 ベストコンディション維持のほうがいいと思う

というのも、今の時代、業界、会社的に、仕事内容が不毛すぎて、

やればやるほど疲弊するだけで見返りがないからだ。

今の時代とか言ってみたが、業界、会社的にってのが正直なところで、

どうあっても利益が生まれない業界、会社の構造の中で他社でも通用するように自分のスキルを伸ばし、人生を充実させ、どうやって今以上の賃金獲得を狙うのかを戦略的に考えないといけない。

 

ただただ目の前の仕事に打ち込んでいれば、

スキルもつき、給料も上がり、充実した人生が送れるような環境にオレはいない。

 

そして、ベストコンディションさえ維持することができれば、

最速最短でオレは良い方向に上がっていけるという予感がしている。

予感というか、実際そうなってきてる実感が自分の中である。

集中力であったり、余裕を持ったお客様対応であったり、話の仕方、

ほかにもいろいろ。定時退社でコンディショニングができるようになってから、

かなり変わってきた。

ただやはり、定時帰りの営業マンなんてのは不自然なもんで、

会社がそれを許すはずがない。

働き方改革といっても会社を出るのは20時頃、

残った仕事は持ち帰りで行うってのが現実的なラインじゃなかろうか。

上に求められる業務をサボってもベストコンディション維持するべきか?

「外に出るからには新規でもなんでもいいから1件でも多く回ってこい」

 

これは先週、上司に「楽したいから不要な業務減らしていいですか?w」と相談したとき返された言葉だ。

 

週に数回は、営業なのに「ただ商品や荷物を受け取りにいくだけ」の業務があり、

売上が大きく、行くたびに何か実りある話ができる客先ならまだしも、

売上が皆無でなおかつ、他社ががっつり入っていて動かしようがなく、

車で80km移動した挙句「不要な段ボール数枚をただ回収してくるだけ」みたいな時間と経費をどぶに捨てるだけの仕事がなぜだか存在しており、オレはそれも担っている。オレはそれが入社以来心底気に入らない。

オレが入る前は管理職が惰性でこれを行っていた。 

 

そこで上司に、

「ここと、ここと、あそこの客はもう廃業寸前、もしくは十年程前から他社ががっちり入り込んで参入不可能です。実際預かってくるのは文字通りゴミだけです。行くの辞めていいっすか?笑」と問うた。つまりは「楽していいっすかね?笑」ってことだ。

 

すると、

「外に出るからには新規でもなんでもいいから1件でも多く回ってこい、おれなら赤字で会社に絶対帰らないぞ」と返された。

つまりは、「しょうもない客先訪問は辞めるな。その上で意義が出来るようにどっかで売上を作ってこい!」ということだ。

自分の性格上、オレが昭和に生まれてたら納得してた言葉だと思う。

しかしながらオレは平成生まれなので、それは違った。

この辺の温度差は絶対世代間の隔たりとしてある。意味ないことやらせんな!ライフワークバランスどないすんねん?!と思った。

(既存・新規を回る意味すら最近は感じない・・駄目なとこに行って売れるような商材でも時代でもない)

 

あと今期に入り、上司の上司から「重要顧客に絞って回れ」と指示が飛んで、何日もかけて、それ用の資料作らされた挙句、「無駄なところはもう行くな」とも言われていたから、ちょっと意味不明。指示がころころ変わりすぎなんだよなこの会社は

 

権利(定時退社)の上には義務(売上達成)が伴うらしいのだが、

要するに、この会社で最早誰も売上達成なんて出来ないので、

死ぬまで働けってことなんやろか。

 

オレは割と無鉄砲な人間に見られがちやが、実際はちと違う。

確かに最初は決められた範囲内で一回無茶をやってみる。

それが終われば分析に入る。

DO CHECK PLAN ACTION! つまり!オレはDCPA人間なわけや。

 

そもそも、この会社に入った大きな理由が、

「色々緩そうだったから」なので、

オレがサラリーマンをやる上で至っていたなかった点、

これまで出来なかった点がコンディションを整え、

惰性をやめ、経験を積むことで達したら

その時は卒業しなあかんのかもしれん。

 

真の意味での生産性向上

非効率な仕事を減らしてその分もっと頑張りましょ!ってのが

生産性向上の意味として使われてるけど、そうじゃないよねえ。

 

ある一定のラインを超える業務量は不毛で

それ以降成果がほとんど変わらないから一定ライン超えたら帰りましょ♪

ってのが真の意味での生産性向上のはず。

 

非効率な仕事を減らして、また不毛な仕事してたら意味ないやん。